「韻シスト」というバンドをご存知だろうか?

 

一言で説明するとHIP HOPのバンドである。

 

HIP HOPはサンプリングしたフレーズをループさせてビートをつくるのが基本だ。

 

それに対して、「韻シスト」はベース、ギター、ドラムというシンプルなバンドスタイルでトラックを演奏する。

 

そのトラックからはJAZZの匂いがプンプン漂ってくる。そしてサンプリングではない自身たちの演奏によるサウンドはどこか柔らかくて優しさというニュアンスも放っている。彼らは本物だ。

 

彼らのサウンドを聴いていると、これからのJAZZY HIP HOPの可能性を感じることができると思うのでいくつか曲を紹介したい。

意外と古い。「韻シスト」の活動は1998〜

まずは筆者のオススメな曲。

JAZZYなトラックにコテコテすぎないラップが心地良い。

実力がありながらもそれほど売れていないところがアンダーグラウンドの証である。と言いたいところだがメジャー路線のリリースもしているようである。

こんな感じの

こういう曲の方がオリコン的には結果がついてくるらしい。

 

他にはCharaやPUSHIMとコラボしていたりとなかなか良い感じだ。

個人的にはド渋いHIP HOPというのを期待したい。

上手いのだったら真っ黒いズブズブなJAZZトラックにラップというのを日本人の演奏で聴いてみたいものである。